古紙配合率偽装のいわゆるエコ偽装のニュースがおさまりかけたと思ったら、新たなエコ偽装的なニュースである。環境も問題も、食品も偽装では、何を信じればいいのと、嘆きの声がこだましてくるかのようだ。
ガソリン代高値が続き、国もガソリン代には無頓着とあっては、燃費のいいものを求めるのは人情である。そんななかでも「燃費向上の特効薬」は誰でも欲しくなり、いやでも触手が動く。
「燃費向上の特効薬」
そんな夢のような商品があった。
しかし、その効果に疑問があるとかで、
公正取引委員会は表示中止を勧告した。
環境に優しいとか、
リサイクル原料使用とか、再生紙利用とか、いわゆるエコ偽装が問題になっている。
再生紙問題などの表示偽装は、消費者にとってはありがたい良品質の商品であるから問題ない。品質がよくなっているのだから、消費者には喜ぶべき結果であり、お怒りは監督官庁だけであった。マスコミも一応は批判したが誰も被害をこうむることの無い偽装であった。消費者は目くじら立てることも無く、メーカーに同情さえした。
しかし、食品偽装とか原材料の虚偽示などの食に関するものは、直接健康に関係するから問題だ。
さて、燃費などの燃料に関するものはどうだろうか。
先ず第一にエンジンに影響がないだろうかと言う疑問だが、
そんな事はあるわけも無く、
商品化するからには試験済みであり、
問題などあるはずも無い。
だとすると、燃費向上の効果が問題である。
多くの商品メーカーは現在のところ沈黙しているようだが、
何社かが異を唱えているが、
検証は実に簡単のような気もする。
もし偽物だったらエンジンへの影響も検証されなければ、
今までに燃費向上のために特効薬を使ったユーザーは、
二重の損害をこうむることになる。
公取委から排除命令を受けたのは、自動車部品の製造販売や卸売りの19社もあるという。
商品にはガソリンに混ぜたり、
燃料タンクに取りつけるなど、
9タイプがあったという。
いやあるという。
勿論、商品の歴史は新しく、
エコの言葉がはやりだしてかだだと思うが、
商品を信頼したユーザーは踏んだり蹴ったりであり、
中国産も信用できないし、
日本の品物も信用できなければどうなるのかと、
叫びたくもなるだろう。
公取委が各社の資料をもとに調べたところ、
燃費向上を裏付けになる合理的な根拠を示すものは無かったという。
そんな商品は勝手に販売していいのかの疑問も湧くが、
せめて、
効果は無くても害にならなければと思うのが、
今まで使ったユーザーの思いだろう。
さらに疑問は燃費向上の表示を止めれば、
その商品はどうなるのだろうかと言うことである。
燃費向上のための商品からその関係文言をとると、
どんな商品になるのだろう。
もし、そんな商品が売れたら奇跡だ。


