沖縄防衛局は23日浦添市内の建築現場で古い砲弾26発が見つかり、
うち22発の内部に液体が詰められているのを確認したと発表した。
有害物質は検出されていないが、
「化学弾の可能性を否定できない」として、
米軍に情報を照会した。
沖縄県浦添市で今月中旬、
陸上自衛隊が不発弾として回収しようとした、
米軍の迫撃砲弾の中に、
化学弾の可能性がある22発が含まれていたのだ。
「混乱を避けるため」として場所を公表していない。
見つかった不発弾は外形などから沖縄戦当時のものとみられる。
現場からの移送を中止し、現場で安全に密封して、
米軍などに照会して特定を急いでいる。
化学兵器の化学弾と判明すれば、
米軍が沖縄戦の際に持ち込んでいた可能性が出てくる。
日本国内で米軍の遺棄化学兵器が見つかったことは過去に例がないという。
見つかったのは浦添市内の民有地の工事現場で、
今月7日に県警から陸上自衛隊に不発弾処理の要請があった。
朝日新聞が報じているところによると、
22発は「M57迫撃砲弾」で、
同型弾には通常弾の液体発煙弾と、
致死性の高い薬剤などを含んだ化学弾の2種類があると言う。
沖縄戦で米軍が化学兵器を持ち込んだり、使用したりしたという明確なことは分かっていないが、ベトナム戦争では化学兵器が大量に使用され、沖縄では枯葉剤であるダイオキシンの輸送トラックの事故があり、輸送ルートの変更を求めての大規模なデモなどもあったという。
旧日本軍は化学兵器を中国に遺棄し、
日本政府が現在処理を進めている。
戦争はまだ終わっていないと思う事件であり、
また沖縄は戦争状態であると思える出来事である。

