2008年05月04日

チベット問題と胡錦濤主席訪日

 チベット問題にようやく解決への光が見え始めたといえるだろうか。
 中国政府とチベット亡命政府間の対話の模索が始まった。
 当然、最終的にはダライ・ダマ14世と胡錦濤国家主席の対談だ。

 アメリカブッシュ大統領も、
 「チベットの人々の人権に考慮した対談でなければならない」などと歓迎を表明し、国際社会もこぞって歓迎する対話である。

 胡錦濤国家主席とダライ・ラマ14世の直接対話でしか解決し得ない問題だ。長い歴史のあるチベットの抵抗への答えが簡単に見つかるとは思えないが、一国二制度の香港問題での中国の柔軟性や、経済開放政策のケ小平の急転換などからも、中国にはチベット問題を解決する柔軟性があると思う。

 日本訪問を「暖かい春の旅」と、
 詩的な表現の胡錦濤主席は、
 北京オリンピックの成功の為に、
 苦労しているようだ。

 中国の愛国心の高まりは異常さを感じている。
 中国政府主導の愛国心騒動と思っているのが、
 世界の国々での中国人若者の愛国心騒動には、
 違和感のある日本の田舎者である。

 世界の国々に中国人はいる。
 各国にいる華僑の人々とはどんな思いで、
 若者たちの愛国心騒動を見ているだろうか?。

 華僑は各国で発言力のある立場にある人が多いが、
 世界の国々で中華思想的愛国心を唱える若者には違和感がありそうだ。

 そんな中での中国胡錦濤国家主席の日本訪問が近づいた。

 小泉前総理大臣の靖国神社参拝などがあり、国家主席としては10年ぶりとなる日本訪問を「暖かい春の旅」と私的に表現する胡錦濤主席である。


 胡錦濤主席にとっては餃子の毒入り問題などもあり、「暖かい春の旅」だけでなく、寒さも我慢しなければならないこともあると思うが、今や中国がクシャミをすれば世界中が風邪をひく程の経済発展している中華の帝国となった中国の国家主席にとっては、日本は「暖かい春の旅」を満喫できるくみしやすい国かもしれない。

 チベット問題では何の発言もない日本は、
 ある意味では信頼すべき国であり、
 中国を理解する数少ない国かもしれない。
 現在の中国政府にとっては、
 大事な国が日本である。


 そんな感じの胡錦濤中国国家主席の訪日前夜であるが、ダライ・ラマ14世の特使2人がすでに中国に入っている。中国政府もチベットへの柔軟さを世界に宣伝したのろうだ。チベット騒動の後の各国のマスコミを招待しての取材などもあったし、中国政府の急変をチベットの人々は半信半疑で見ているだろう。いや、半信半疑では無く、殆ど信用してないかもしれない。


 人権無視の中国政府にたして、イギリスフランスに代表されるヨーロッパの国々の批判は強かった。そんな中で日本は正面から批判しない数少ない友好国である。日中の経済的なつながりも大きく、今や両国の関係は断絶不可能な強力さである。日本の一般家庭の生活でも中国無しでは夜も明けないといっても過言ではない。だから、胡錦濤主席は「暖かい春の旅」が出来るわけである。


 「暖かい春の旅」が実感できるゴールデンウィークの日本は、
 胡錦濤中国国家主席を歓迎していることは確かなようだ。

 
 冷凍餃子への薬品混入を明確にして欲しいのが、
 日本の一般庶民の願いである。  

 
posted by mayoibsi at 14:40| 東京 ????| M的評論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする