ローマ法王ベネディクト16世のアメリカ訪問のニュースは15日であった。
ブッシュ米大統領は自らが出迎える歓迎で神に最も近いと訪問者に敬意を表した。
パウロ6世の死後法王のになったヨハネ・パウロ1世は在位32日であった。
1978年からヨハネ・パウロ2世の時代となった。
ヨハネ・パウロ2世は「空飛ぶ聖座」と呼ばれるほどに世界を飛びまわり、
戦争を批判し平和を訴えた外交的な法王であり、
メデイアに登場することも多った。
だから多くの人にとっては、
ローマ法王といえばヨハネ・パウロ2世であった。
そのヨハネ・パウロ2世の死が発表され、
後継者選出のコンクラーベや、
バチカンに立ち上る白い煙のなどに、
神秘的な思いと同時に素朴さを感じたのは記憶にも新しい。
78歳の高齢になってからのローマ法王の座は、
厳しいいだろうと思ったが、
ベネディクト16世はいたって元気のようだ。
ベネディクト16世はドイツ出身で、
ナチス政権化のドイツで少年時代を過ごし、
熱病のような社会の熱に浮かされ、
ヒットラーに心酔した多くの少年の一人であった。
日本でもよく言われる軍国少年であった。
そのことは法王に選ばれてからも、
一時的に話題になったが、
問題にはならなかったし、
なるわけも必要もなかった。
ニューヨーク市内の聖ジョセフ神学校での青年集会で、少年時代の旧ナチスドイツ政権時代の日々を振り返り、「自由の素晴らしさ」を強調し、「宗教に至るまでのナチス色に染められていたのに、恐怖の認識は当時の社会にはなかった。恐怖が認識されたのはるか後になってからだった」と語った。
「いつの間にかそんな時代になっていた」
法王はさらに、
「民主主義と人権擁護」
「薬物の乱用」
「ホームレスや貧困」
「人種差別や暴力」
「女性の尊厳を傷つける行為」
「環境破壊」
「強欲さと無責任な搾取」と、
現在のあらゆる社会問題を取り上げてううよしていたといたとCNNは報じている。
さらに、法王はこれに先立ち、障害者の子どもたちを見舞った。
私には「ジョニーへの伝言」でしか知らない5番街の聖パトリック大聖堂でのミサでは、カトリック牧師による子どもへの「性的虐待問題」に言及したという。因みにミサにはブルームバーグニューヨーク市長も出席した。

