「警察庁は来月1日から、人身売買や児童虐待、買春など被害者が通報しにくく、水面下でなされる犯罪についての情報提供を民間団体で匿名でも受け付け、事件解決に結び付いた場合に10万円を上限に情報料を支払う制度を試行的に開始する。通報受け付け業務は防犯活動のNPO法人「日本ガーディアン・エンジェルス」に委託された。被害当事者でない関係者の110番通報への抵抗感を考慮し、情報料を設定し、民間機関を窓口に匿名でも可能にすることで、未発覚の犯罪あぶり出しを促したい考えだ。
警察庁は、殺人など未解決の重要事件の解決に結び付く情報に、公費から懸賞金(最高300万円)を支払う制度を5月から始めているが、未発覚の犯罪情報に情報料を支払う制度は初めて。」izamu また懸賞金だ。 殺人などの凶悪事件に関する重要な情報は300万円、
拳銃の情報は10万円だった。 今度は幾らになるかまだ決まってないようだ。
事件解決に結びつく情報は簡単には集まらない。情報が正しくても必ずしも犯人逮捕に結びつくとは限らない。情報提供者は犯人逮捕まで、気を揉む日々を送ることも予想される。
捜査当局を疑うわけではないが、情報が生かされない場合もあるだろう。捜査当局の不手際で犯人にたどり着けない場合もあるだろう。
その点、拳銃の情報正確かもしれない。
さて、人身売買や児童虐待、買春など被害者が通報しにくい犯罪の情報にも懸賞金が気になるが、多くは望めないと、如何にも、情報通のような気持ちである。
未発覚情報である。
証拠があればいいが、
証拠もない出来事が多い。
児童虐待は割りと有効性が高いかもしれない。被害者を病院で検査すれば一目瞭然だし、ある程度の強行手段で直ぐに証明できる。虐待の基準が問題なるかも知れないが、痕跡の残る虐待は当然何とか手段を講じるべきだし、問題は言い訳のできる程度の基準以下と思われる虐待である。
痕跡を残さない虐待方法もあるかもしれない。
打ち身的な苦痛の割りにはあとのつかない虐待だ。
児童買春は難しそうだ。
もしかと思っても通報できる情報とまで判断できるかどうか。
買春の相手を通報するとか、
少女の親を確かめて通報するとかも難しそうだ。 気なる情報料は、
(1)被害者の身柄保護、 (2)犯人の検挙、 など段階的に支払う案が検討されていると言うが、
一つの情報で何人の検挙者でも同じか、
などの疑問も湧いてくる。 今年上半期の児童買春摘発での被害者は651人だと言う。
児童虐待は149件だと言う。
児童買春の被害者の児童の多さに驚くが、
児童虐待の149件はそんなものではないだろうと言う思いになる。
未発生はどうなるだろう。
事件はまだ起きてないが、恐らく起きるだろうと判断しての情報提供だ。事件発生の可能性を知らせるとどうだろうか。
未解決、未発覚に支払われる情報料が
未発生情報にも支払われるだろうか。
「都市の人間関係が希薄化し、目撃者や関係者からの捜査協力が求めにくくなっている」
確かにそうだが、最大の原因は関りたくないのであり、それは警察への信頼の希薄さである。迂闊に警察に協力したおかげで、周囲から白い眼で見られたり、何でもかんでも警察に通報すと評判が立っては、誰も話し相手にもならない。
何かあったら警察を頼りにするが、警察には関りたくないのである。警察への協力は相矛盾するものを心に抱かせる。犯罪を撲滅して欲しいのと、警察への協力で受けるであろう社会的な制裁である。
社会的制裁とは大袈裟な言い方か、
それとも言葉に語弊があるか、
それとも適切ではないか、
それでも警察の協力は、
社会的制裁のようなも付帯するのは否定できない。
それだけ、警察の一般市民の間には壁があるのである。いつでも市民に向かって掌を返す権力の側の万人という旧時代的なものが、一般市民のDNAにはあるかもしれない。それに昨今の警察官の不祥事と、そのあとの警察の対応などは、警察への信頼を失わせた。特に何かが起こったあとの警察の対応が市民との距離を作る。
そんなことを考えるとあまり効果はないような気もするが、拳銃だけは現物が動くだけに効果はあるだろう。
posted by mayoibsi at 14:25| 東京

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